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| 生息地 |
洞窟、荒野 |
| 気性 |
温厚 |
| 食糧 |
雑食、なんでも食べる。 |
洞窟や地下に集落を作って暮らす、大柄で頑強な肉体と高い生命力を持つ亜人。
土の精霊との親和性が高く、大地の力をその身に宿している。
そのためか、頭からは様々な植物が生えており、トロールとは共生関係にある。
植物側はトロールという土壌の存在により、洞窟や荒野等の悪環境でも生育が可能となり、一方でトロールは植物がもたらす様々な薬効により、多少の怪我ならばすぐに治癒する再生能力などの恩恵を受け、非常時の食料や薬にする事もある。

本来は知能が高く温厚で、人間との交流や商売、時には社会的な協力を行う事もある種族だが、それは屋内や夜間の話である。
彼女達は日光に当たると、その身に宿す大地の力が高まる。
それにより「大地」に近い存在となったトロールの土壌は、頭の植物を活性化させ、植物のもたらす薬効も著しく高まる事となる。
彼女達の頭に生えた植物の中には、幻惑や催淫効果を持つ魔界の植物も含まれている。
それらの成分が頭の中や身体中に回り彼女達を発情させ、その思考と瞳を淫らにとろけさせる。
日光浴で眠くなったかの様にぼんやりとした様子とは裏腹に、身体能力も高まり、欲望のままに人間の男性に襲い掛かり、交わろうとする事だろう。
こういった生態を持つため、日の光の下で彼女達に出会った者達によって、凶暴で知性の低い種族として伝えられている事も多い。
彼女達が優れた土壌であるのは、何も植物にとってだけの事ではなく、男性にとっても子種を撒くのに非常に適したモノである。
肉付きが良く抱き心地に優れる、柔らかくほぐれた彼女達の肉体は咥え込んだ男性器にみっちりと肉の快楽を与え、大量の種を吐き出させる。
精液を流し込まれた子宮は、一滴も無駄にする事無く自身へと染み渡らせ、貪欲に男性の子を孕もうとするのである。

彼女達はその身体を美しい花々で飾り付ける習性を持つ。
これは、彼女達が劣等感を抱いている、人間と比べて大きく無骨な手足を隠し、男性に少しでも自らを良く見せるためである。
また、彼女達はとても強い体臭を放ち、この体臭を花の香りで打ち消す事も理由の一つとなっている。
この体臭は決して不快なモノではないが、男性が間近で嗅いでしまえば、その強い「雌の匂い」にくらくらとしてしまい、それだけで勃起してしまうのだという。

なお、将来的に魔物からインキュバスが産まれる様になった暁には、彼女達が「土の精霊との高い親和性を持つ、最高の土精霊使いを産んでくれるのでは」という期待から、魔物に対して友好的な精霊使いの派閥が彼女達と接触し、現在から積極的に交友を深めており、その中で多くの男性が彼女達と惹かれ合い、夫婦となっている。
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